6期生(2011年度入室)
 □※池田 真治
  ○石田  圭
   市川 浩文
   大重 恭介 
 ☆尾張 拓也 
   齋藤 正啓
   高田 剛樹 
   高橋 駿太朗
   高橋 直道
   土田 浩介
   二平 和哉
  □松本 博帝 
   松本 知菜子 

☆・・・ゼミ長
○・・・連絡担当   
□・・・会計
※・・・食事係   


3月26日(火)
 駿河台で学位記授与式。今年は、スライドショーで生田キャンパスの思い出に浸り、
「団結ガンバロー」で締めくくるなど、盛りだくさんでした。と書いている現在(3月31日)、
早くも桜が散り始めました。ゼミ6期生のみなさん、それぞれの持ち味を活かして頑張
ってください!(3月31日FB近況の再掲)
   
   
          2012年度卒業論文集目次

乳製品の安全性問題について―消費者の意識―        

SNSの浸透により社会はどのように変わるか           

多様化する「食」とこれからの日本農業―食育の必要性―

クルマの環境広告

喫煙者との共存に関する一考察

障害者の就農について                    

青森りんごの現状と今後の展開について           

スマートフォンにより若者のコミュニケーションはどう変化するのか
         
音楽を通して見る日本社会                

花き業界と葬儀業界                     

ファーマーズマーケットによる農業推進           

生産緑地法をめぐる農地と税金の問題            

変化する世界の水問題と日本の関わり 
 
 

石田  圭

市川 浩文

大重 恭介

尾張 拓也

斎藤 正啓

高田 剛樹

高橋 駿太朗

高橋 直道

土田 浩介

二平 和哉

松本 知菜子

松本 博帝

佐藤 順(5期生)


2013年3月20日(水)
 卒業間際の6期生と東京スカイツリーを訪ねました。
   
地上350mの展望デッキからの眺めです。曇っていたので富士山までは見えませんでした。休日で天気もまずまずだったため、どこも長蛇の列。東京の新たな名所になるのでしょうか。

 ガラス床の上で記念撮影。足がすくみます。



12月21日(水)
 今年最後のゼミ終了後、入室内定者の新歓コンパをしました。新ゼミ生は11名、
うち女子が5名と、初めて男女比が同じくらいになりました。楽しみです。卒論で焦って
いる4年生にとっても、就活が始まったばかりの3年生にとっても、そして新しく仲間と
なる2年生にとっても、来る2012年がよい年でありますように。(12月25日記)



12月19日(月)
 学習院女子大学荘林ゼミと合同ゼミを行いました。荘林ゼミのみなさんが東日本
大震災の被災地にボランテイアで訪れ、また、学園祭では陸前高田市の方々を報告者
とするシンポジウムを開催するなど、復興に向けて「私たちにできることは何か」を考え、
真摯に活動していらっしゃる様子がよくわかりました。とくに印象深かったのは「三陸に
仕事を!」プロジェクトの「浜のミサンガ」です。「浜のミサンガ」は、水産加工場が津波に
見舞われたため職を失った女性たちが、漁網を使って一つ一つ丁寧に仕上げているも
のです。震災から9ヶ月が過ぎた現在、こうしたcash for workの存在を知り、何らかの
つながりを保っていくこともまた、首都圏に住む「私たちにできること」なのかもしれません。
(12月25日記)

荘林先生およびゼミのみなさんと


11月18日(金)~20日(日)
 生明祭の3日間、フルに野菜や焼き芋を売りました。1日目はゼミ生のみ、2日目、
3日目には上後郷むらづくり協議会、たかばたけグリーン・ツーリズム協議会の
皆様にそれぞれお越しいただきました。2日目はあいにく悪天候に見舞われ、客足が
鈍く、苦労しましたが、3日目は好天となり、挽回しました。3日間合計では昨年の
売上を上回り、過去最高となりました。ゼミ生の頑張りもありましたが、茂木の方々が
声をはりあげ、一生懸命、売り込んでいただいたおかげかと思います。あらためて
感謝申し上げます。
 2日目夜にはOB会を開催し、懐かしい面々に会いました。これについては別の
ページで紹介します。(12月2日記)

11月9日(水)
 木々の葉が色づき、秋本番です。ゼミの時間帯を使って練馬区大泉町の白石農園、
そして埼玉県新座市の尾崎ファームを訪ねました。白石農園は2年ぶりの訪問です。
前回同様、お隣のLa 毛利で美味しいランチを食べたあと、13時半頃からたっぷり
1時間半、白石好孝さんのお話を拝聴しました。体験農園には、大根、白菜などの
冬野菜が収穫期を迎えています。ある試算によると、1区画(20平米)で年間8万円
ほどの野菜が穫れるとのこと。でも利用者にとってはそれ以上の価値があること
でしょう。
 15時頃、白石さんと長年の知り合いである尾崎恵美子さんが研修生2名と
ともに迎えに来られ、我々はタクシーを連ねて新座市まで向かいました。尾崎さん
とは農林水産省の会議でご一緒したご縁です。今回、白石農園からもそう遠くない
ということで、お邪魔しました。尾崎家も、すでに就農している息子さんの代で
18代目という、江戸時代から続く古い農家です。現在の土地に移ったのは4代目
のときであり、農地と平地林併せて5町ほどを所有していたとのことです。農地改革
による大きな変化はありませんでしたが、昭和40年代には相続税のために新座市に
一角を売却し、また、(通称)産業道路が真ん中を貫通するようになり、現在はその
産業道路を挟んで2.3haほどのまとまった畑が広がっています。子供には芋掘り、
大人にはブロッコリーなどの野菜の収穫体験と、多くの市民を受け入れていらっしゃ
います。美味しい焼き芋と、おみやげに「にんじんうどん」をいただきました。
(11月23日記)
 ←農園で白石好孝さんのお話をうかがう。


以前、豚がいた小屋にはウサギがいました。今年の干支でしたね。→
 
  
←尾崎ファームの畑。20種類以上の野菜が整然と作付けされています。生け垣のように見えるのはお茶の木です。
 
近くにある平林寺で集めてきた落ち葉を堆肥に使っています。落ち葉掃きには大学生も来るとか。みんなも参加してみますか??→
 

9月18日(日) 
 8月に訪ねた茂木町、木幡の山あいの田んぼで稲刈りのお手伝いをしました。
集落点検で回った北高岡の綱川さんの田んぼです。田んぼは道路から少し歩いた
ところにあり、緩い段差があります。全部で10aほど、反収は4俵と平地の約半分で
す。いわゆる圃場整備はされていなく、水も山から引いてきて使っています。すでに
綱川さんご夫妻がバインダーで刈り取っていた束を、昨年、上後郷で体験したのと
同様に一つ一つ竿に掛けていきます。「おだかけ」です。この日はまだまだ日差しが
強く、いい汗をかきました。生明祭3日目にはこちらのお米を販売します。
乞うご期待! (10月2日記)




8月2日(火)~5日(金)
 夏休みに入ってすぐ、今年も茂木に行ってきました。幸い、この週は涼しく快適に
過ごすことができました。昨年同様、2日目に木幡の4つの地区毎に班に分かれて
集落点検ワークショップ(現地踏査)と発表を行いました。私は町役場の山田さんの
運転で、昨年回った木幡以外の3地区を回りました。

 北高岡の田の神日枝神社では、毎年、豊作を祈る獅子舞踊りが披露されます。
境内の草がきれいに刈り取られ、由緒正しい神社である様子がうかがえました。
天子では、木幡との境目にある一の沢の棚田を見せていただきました。2ha、
50枚と、入郷石畑に比べるとこじんまりしていますが、オーナー制が計画されています。
第六天神社で班のメンバーに追いつき、神社の階段を下りたところにあるこんにゃく畑
で、こんにゃくについて生産者・三村さんから説明を受けました。こんにゃく玉になる
には3年、そのあと半年乾燥させ、加工します。時間と手間のかかる作物です。
でも、生こんにゃくは市販のものと比べられないほど美味しいとのこと。一度、食べて
みたいものです。そのあと、警視庁職員の傍ら、狩猟免許をもってイノシシを捕獲
しているという須藤さんのお宅にうかがい、醤油と砂糖で煮込んだシシ肉をいただき
ました。
 すでに11時過ぎでしたが、逆川を南下して木幡を過ぎ、細い道を伝って河原さんの
お宅を訪ねました。この班のメンバーがちょうど立ち去るところでした。ご主人は益子
焼の陶芸家で、明大の卒業生でもあります。益子焼とは益子、茂木、市貝、真岡で
採れる粘土質の土や釉を使い、かつそこで焼いた陶器のことをいいます。河原さんの
作品であるトウガラシの絵入りの皿、三島焼に似た感じの湯呑はNAGMIでも使われて
います。昭和ふるさと村の陶芸教室の指導でも中心的な役割を果たしていらっしゃると
のことです。

 午後の発表会では、それぞれの班が工夫をこらして、全体的にまとまった報告ができ
ていたかと思います。花の山、レンタサイクル、いちごこんにゃくゼリーと獅子舞カフェ、
学生限定の貸別荘など、場所は同じでも昨年とまた違う案が出てきてよかったです。
アイデアを描いた模造紙は木幡の方に預けましたが、果たして活用していただける
かどうか・・・。どれか一つでも実現すれば、と願っています。
 3日目に訪ねた上後郷のむらづくり協議会の方々には、今年も生明祭の2日目にお越
しいただき、ご協力いただく約束をしました。今年は木幡の方々にもお越しいただけると
のこと。ありがたいことです。
 3年生にとっては初めての泊まりでの調査実習でした。都会育ちの学生にとってはもち
ろんのこと、田舎育ちの学生にとってもそれぞれに印象深い4日間だったようです。
お世話になった方々、本当にどうもありがとうございました。(8月28日記)


8月5日朝、昭和ふるさと村(旧木幡小学校)の校舎の
前にて


7月9日(土)
 埼玉県比企郡小川町で40年以上も有機農業を行っている金子美登さん
霜里農場)を訪ねました。この日は年に数回開催されるという見学会で、
農場隣りの小学校校舎で金子さんのお話、提携関係にある建設会社
オクタの社長さんのお話を拝聴し、そのあと農場内を案内していただき
ました。参加者は50名ほどだったでしょうか。小学生から定年帰農者
と思しき中高年まで幅広く、みなさん熱心に質問していました。
 金子さんは日本の有機農業の先駆者として、日本はおろか海外にもよく
知られた方です。私自身、何度かお目にかかったことがあり、また、
農場については間接的とはいえ多少存じ上げているつもりだったのです
が、今回、初めて霜里農場を訪ねて、有機農法にとどまらず、エネルギー
の自給を行っている点が印象深かったです。付近の飲食店から譲り
うける廃油を自家用車(ベンツの改造車)やトラクターで使ったり、
廃材を風呂や床暖房に使ったり、牛糞からメタンガスを発生
させて煮炊きに使ったりと、まるで循環型社会のモデル展示場
のようです。屋根の上には太陽光発電パネルもあり、「東京電力の
お世話にならなくて済む」とのことでした。 
 農場では、茄子の間にパセリを植えていたり(パセリは日陰の方が
よいため)、畝間にネギ類を植えて病虫害を防いでいたり、農薬
に頼らない工夫が至る所に見られました。全体に除草は最低限に
とどめていました。
 年間60種類以上もの野菜、ブドウ、コメ、牛3頭、ニワトリのほか、
微生物、動植物、そして人間、これらすべてが相互にバランスをとって
生きていることを実感しました。(7月31日記)

畑は約1.5haあり、このように幾種類もの作物が整然と植えられています。暑い中、研修生の人たちが黒ビニールマルチの上に藁を敷いていました。高温になるのを防ぐためだそうです。→

←日本短角牛の前で説明する金子さん。短角牛は岩手県の山間地で放牧されている牛です。牛はこれの他に短角牛がもう1頭、ホルシュタインにジャージーを掛け合わせたものを1頭飼育しています。


農場の看板の前で記念撮影

6月15日(水)
 梅雨空の下、生田キャンパスの紫陽花も見頃になりました。3年生にとってテキストの
内容から論点を引き出し、みんなで議論するという基本スタイルも6回目となり、少しずつ
ゼミらしくなってきたというところでしょうか。夕方、ゼミ室で「総長」ことO君の誕生日前祝い
をしました。(6月18日記)

 
 今日はとりあえずケーキとジュースで乾杯!
 
5月18日(水)
 東日本大震災の影響により、新学期開始が約1ヶ月伸びました。ゼミは5月4日(水)
から毎週水曜日(4限、5限)に行っています。前期は、今年も以下のテキストを輪読
します。

 日本村落研究学会編 池上甲一責任編集『むらの資源を研究する
 ―フィールドからの発想―』  農山漁村文化協会、2007年

 今日は、第3回ゼミを終えたあと、4年生を交えて登戸で
飲み会をしました。スタート
10分経過の時点で早くも「タケノコにょきにょき」ゲーム(後日談:正しくは「タケノコ
ニョッキ」ゲームらしいです)が始まるなど、今年の3年生はなかなかノリのいいことが
判明。その若さに「ついていけない」若干名は、4年生と私のいる方の席でしみじみと
語っていました。今年も楽しく、かつ実り多い時間を過ごしましょう!


今年度第1回(5月4日)のゼミ(第1校舎4号館212教室)


11月18(金)~20日(日)
 生明祭「ともちん一家の野菜広場」  携帯用サイトはこちら
(last updated Dec. 7, 2011)
8月2(火)~5日(金)フィールド調査実習(茂木町木幡地区を中心に) 携帯用サイトはこちら
 アップが遅くなりました。写真は順次追加します。
(last updated Oct.16, 2011)