3期生(2008年度入室)
 甲斐 賢人
○川合 大介
 川野 功恭
 佐藤 央
 座間 拓郎
◎柴田 剛貴
 瀬戸 啓太郎
 辻川 寛隆 
△冨吉 将史
□深堀 友助
☆福原 達大
□横田 徳仁
□渡邉 和貴

☆・・・ゼミ長 
◎・・・(自称)代表
○・・・連絡担当
□・・・会計
△・・・書記




2017年1月4日(水)
 3期生のみなさんと横浜で新年会をしました。卒業してからそろそろ
7年にもなるのですね。思えば私も若かった・・・。仕事に忙しい人、
家庭をもった人、激やせした人、いろいろですが、こうして集まれば
学生時代と同じ、「変わらないねー」という言葉が出てしまいます。
茂木町調査実習をはじめ、数々の「伝説」を残した3期生。これからも
活躍を期待していますよ。            (1月10日記) 
 


2011年11月20日(日) 
 生明祭の最終日、前日の悪天候が嘘のように晴れ渡り、朝から大勢の
お客さんが訪れ、当ゼミの店頭も大いに賑わいました。たかばたけ協議会の
方々や3年生が大忙しなのを横目に、3期生と食べ歩きをしました。卒業して
早2年半、ゼミの思い出話から仕事の話まで、「相変わらずだな~」などと言
い合いながら穏やかな午後を過ごしました。達筆の冨吉君には、「環境社会学
研究室」の看板を書いてもらいました。大事に使わせていただきます。m(_ _)m
(11月26日記)




9月9日(木)
 夏休みもあと2週間足らず。農林水産祭の受賞候補調査のため、
大分県豊後大野市に行ってきました。豊後大野といえば甲斐君です。
映画「デトロイト・メタル・シテイ」の舞台でもあり、田んぼと里山、
そして大野川という清流が織りなすのどかな田園風景が広がります。
 この日の午後はちょうど我々が昼食をとる店の近くにある農業者
大学校でトラクターの講習ということで、県庁の人たちもまじえて
お昼を一緒に食べました。甲斐君の家はタバコ農家です。タバコは
近年、梅雨時に病気にかかることが多い上にJTの農薬使用規制が
重なって、収量が減少、価格も低迷で、なかなか厳しいようですが、
元気そうで安心しました(9月10日記)。


旧大野町の青年タバコ農業者グループの中でも
最若手の甲斐君

7月14日(水) 
 卒業から3ヶ月半、首都圏にいるメンバーだけでも集まろうということで、
新宿で飲みました。例によって話題の中心はたっちゃんことゼミ長です。
当の本人は急遽、仕事の都合で来られなくなり、残念でした。次回は是非!
 この間、ゼミで3年生に檄を飛ばしてくれた人、東京出張のついでに研究
室に寄ってくれた人、どうもありがとう。三期生の絆は強いです。



2010年3月26日(金)
 桜の開花宣言まもなく花冷えの日が続きます。今年も卒業式の日を迎えま
した。卒論は、人数が多いこともあり314頁もの分厚い冊子になりました。
以下、目次です。

 茂木町再生計画―茂木町上後郷の地域活性化について考える―  川合 大介
 耕作放棄地の有効利用による地域活性化の構想
―Bar・酒の視点から考える―
 甲斐 賢人
  茂木町上後郷の地域活性化について考える
―成功事例と都会の若者の意見を参考に―
 冨吉 将史
 小田急線がある風景  川野 功恭
 耕作放棄地の解消に向けて  佐藤  央
 アンテナショップから地域振興につなげる                 座間 拓郎
 地域ブランド化―効果的な取組みを行うために―    柴田 剛貴
 高齢化社会における地域福祉―安心できる地域福祉とは―   瀬戸 啓太郎
 刑務所の民営化と地域社会のかかわり                辻川 寛隆
  サラリーマンの週末農業                           深堀 友助
 コミケ コスプレ 爆発!     福原 達大
 梅と日本人         横田 徳仁
 日本のロック・フェスティバルの考察  渡辺 和貴
                           
 午後1時半より駿河台校舎で学位記授与式、そのあと例によって写真を撮ったり
撮られたりが延々と続き、三々五々に散り、追いコンです。当ゼミでは今年も
下の学年が設定してくれました。卒業生一人一人に色紙や花束を贈呈するという
細やかな心配りには感心するばかりでした。卒業生からも素敵なプレゼントが
あり、思わずウルッとしました。
 三期生を漢字一文字で表すと「楽」です。つきあっていて楽しく、かつ楽(らく)
でした。その型破りな行動力とエネルギーでゼミを盛り上げてくれました。調査
実習先の茂木町の人たちと仲良くなれたのも三期生のおかげです。まさに「別格」
な学年だったと言えるでしょう。ゼミ室では一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだり
しながらよく話し込んだものです。いろいろありがとう。進む道は別々でも心は一つ、
それぞれの分野で新風を巻き起こしてください。期待しています!!
(3月30日記)。



11月25日(水) 卒論の中間報告会をしました。今年のキーワードは都市と農村、
耕作放棄地の活用方策です。茂木町に度々足を運んだグループは「茂木再生計画」
や「いなかふぇ」の実現に関して取り組んでいます。その他、耕作放棄地問題全般、
地域福祉に関する都市(横浜市)と農村(茂木町)の比較、アンテナショップ、小田急
線沿線開発の変遷、地域ブランド、梅生産の変遷、週末農業、はてまたロックフェスと
地域社会、コスプレ・コミケなど、例年以上に多彩です。「地域社会」と「社会学的視点」
さえあれば、と間口を拡げてはいるものの、「いったいどんなものが出てくるのやら」と
不安と期待が入り交じっているというのが正直なところです(;^_^A(12月23日記)。


11月生まれの二人のためにゼミ長が
心をこめて飾り付けたケーキを囲んで        

9月12日(土)
 夏休みもあと2週間足らずとなった土曜日、4年生3人と南足柄市に出かけて
きました。あいにく天気は今ひとつでしたが、酔芙蓉がたくさん花をつけ、彼岸花
も咲いていました。昨年に比べ秋の訪れが早いことを実感しました。
 午後1時からの古屋富雄さん(詳しくは昨年の記録を参照)の講演「花トピア 
現在から未来へ」を拝聴したあと、主に地元の方々から成る団体に混じってバス
に乗り、酔芙蓉の咲く千津島地区と、あしがらユートピア農園のある岩原地区を
回りました。千津島でも岩原でも木材チップやベルトコンベアーなど、廃材を
使って通路を整備し、バリアフリー化が進んでいます。「あしがら花紀行千津島地区
実行委員会」が昨年10月に「全国花のまちづくりコンクール」で農林水産大臣賞を
受賞したこともあり、地元のみなさんはますます元気です。講演会でも見学会でも
若い人たちが少ないのがちょっと残念。当ゼミ生は「どこから来たんですか?」、
「若い人たちがいるといいわねえ」、「大学では何を勉強しているんですか?」など
とさかんに可愛がられていました。また、お邪魔したいと思います(9月14日記)。

   

千津島の酔芙蓉の前で              南足柄市文化会館(右端が古屋さん)    

7月14日(火)
 学習院女子大国際コミュニケーション学科にお邪魔し、荘林ゼミと合同ゼミを行いま
した。男子ばかりの4年生にとっては待ちに待ったこの日、朱塗りの正門を前にした
瞬間から緊張と興奮の冷めやらぬ状態が続きます。合同ゼミでは、まず当ゼミが
研究室HPや茂木のワークショップについて紹介し、その後、荘林ゼミから同研究室が
学園祭で開催しているシンポジウム(今年度のテーマは生物多様性)についての紹介、
荘林先生から排出権取引の農業分野への適用についてのレクチャーがありました。
両ゼミの共通テーマとして「農業者、農村にどのようにしてお金を回すか」、つまり消費者
負担か財政負担か、あるいはミクロ(地域)の問題とマクロ(地球全体)の問題をどう結
びつけるかなどの重要な課題が浮かび上がり、今後、さらに有意義な議論が期待でき
そうです。(7月19日記)→合同ゼミの様子(厳選版)

2009年6月17日(水)
 3年生、M2院生も一緒に秦野市の耕作放棄地解消事例を見に行ってきました。
秦野市は人口約17万人、東京、横浜の通勤圏内にあります。かつては葉たばこ
の産地として知られていました。訪問した峠地区の代表によると、昭和39(1964)年
当時、タバコ10a当たりの所得が35万円程度であったのに対し、公務員の年間給料
が32万円で、勤め人は馬鹿呼ばわりされてたそうです。それがその後の価格暴落
により採算が合わなくなり、次第に作られなくなり、農家の子弟が他の仕事に就くの
が当たり前になってしまいました。耕作放棄の原因はまさにこれに尽きるとのことです。
 峠地区には段々畑が連なり、蚕豆の収穫が終わり、レタス、落花生などが植えられ
ていました。坂を登り切った所にある0.8haはもともとタバコ畑だったのが、30年近く
放置され、竹が2m以上もの背丈まで生い茂っていました。昨年から、地元の農家、
農業委員会、そして市民ボランテイア10~15名で竹や雑草を取り払い、柿を植えて
います。市民ボランテイアは交通費も自己負担、中高年の男性が多く、横浜から通
っている人もいるそうです。地区代表の石原さんは「数年後には柿が実り、見晴らし
のよい所に茶屋を設けてハイキング客が一休みできるようにでもなれば」と構想を
描いています。
 峠の反対側にある月水金のみ開店の小さな直売所を訪ねました。地区の農家が
交代で店番をしています。ここの野菜の質のよさは口コミで伝わり、箱根や東京に抜
ける道路沿いにあることもあり、年間売上は600万にものぼるそうです。お言葉に甘え
て美味しいトマトを試食しました。(7月1日記)




12月17日(水)
来年度入室内定の2年生,4年生と学食で懇親会をしました。来年度は9名入室
予定,うち女子は1名です。プレゼミがいろいろなので,初顔合わせが多いですが,
徐々にうち解けた雰囲気にしていきたいものです。いつも元気な3年生はこの日
もゼミ室で「オール」でした。(12月21日記)

11月24日(月)
 23日(日),24日(月)と,生明祭で茂木町の農産物を売りました。
23日には役場の山田さん、堀江さん,上後郷の小林区長,3人の吉河さんも
朝から参加され,おかげさまでたくさん売りさばくことができました。
上後郷からは大根,白菜,柚,お米など自家用のものを,また,町内の別の
地区からはエゴマの油や粉,かりんとうなどを提供していただきました。
ありがとうございました。

 その2週間前,11月9日(日)のことになりますが,今回の出店に関する
相談を兼ねて上後郷の新嘗祭に参加しました。ふだん仕事その他で留守がち
な若い人たちもたくさんいらしています。焼きそば,お餅,焼き芋などをい
ただいてから吉河さんの畑にアケビとラズベリーを植えさせていただきました。
14時から高尾神社で神事。その後、公民館で古口町長,役場の方々,各世帯の
代表を前にして,夏に発表したワークショップの改訂版のうちアケビと
「いなかふぇ」について報告し,率直なご意見をいただきました。一つの
品物を都市農村交流やビジネス創出に結びつけるには,加工に際しての
技術習得,販路の開拓,さらにレストランを開設するにはそれ相応の資金
や人材を確保しなければなりません。いまのところ裏方に徹している女性
の方々にはもっと表に出てきていただきたい。「言うは易く行うは難し」,
後期のテキスト,『むらの社会を研究する』で学んだことを目の当たりにし,
その重みを感じました。
→上後郷新嘗祭参加(11/9)と生明祭(11/23)

10月11(土)~13日(月)
 連休を利用して北海道は旭川まで一っ飛び,ゼミ合宿をしてきました。まずは評判の
旭山動物園でペンギンさん,シロクマさんなどを楽しみ,夜は胃袋の限界まで飲み食いし,
最終日13日に今回の主目的である遠軽町東白滝のトゥリリアム・オカダ・ファームを訪
ねました。岡田秀雄さん,ミナ子とは,とくにミナ子さんのお母様が私の母の友人であ
ることから長年の知り合いです。ミナ子さんは東京生まれの東京育ち。小さいときから
動物好きで,酪農学園大学進学時から農業の道を考えていました。1975年頃,大学卒業
後すぐ秀雄さんとともに白滝村に農地を求め住むことになりましたが,ヨソ者ゆえ離農
者の農地があってもなかなか入手することができず,苦労なさったそうです(詳しくは
岡田ミナ子著『幸せな豚はおいしい ―夢は牧場の風にのせて―』創森社,1998年を
参照)。現在は採草放牧地と山林,あわせて約60haを経営し,成牛40頭,育成牛20頭,
ソフトクリームの酪農部門のほか,夏季のみ豚を放し飼いし,その肉を使ったハム,ソ
ーセージを宅配で販売しています。都会育ちの女性ならではの感性を活かした経営とい
えるでしょう。私自身は実に20年ぶりの訪問でした。澄み切った青空の下,雄大な大地
の上で焼き肉をほおばりながら,あらためてご夫妻の地道な歩みに思いを馳せました。
(10月14日記)。

8月4(月)~7日(木)
 農村調査実習を栃木県芳賀郡茂木町にて行いました。茂木町は栃木県の東南部にあり,
人口約1万5千,林野率6割以上のいわゆる中山間地域です。町の中央を那珂川が流れ,
夏場は鮎釣りの人たちが多く訪れます。今回はこれまでの調査実習と異なり,上後郷(か
みうらごう)という一行政区(31世帯)で,住民の方々を交えて4つの班に分かれ,集落
点検のワークショップをしました。若者が学校や勤めのため外に出てしまった所で何がで
きるのか,耕作放棄地はどう活用すればよいか,都会からの定住者を増やすにはどうすれ
ばよいか,年に数回のイベント以外に人を集める手段はないのか,等々の難問に,現地の
ことを何も知らない私たちがいったいどう答えればよいのでしょう。普通に考えれば無理
に決まっていますが,「若いんだから,我々の思いつかないような自由な発想をしてほしい」
と期待されてしまいました。アケビ,ラズベリー,蛍米(コメのブランド化),鰻や鯉の養
殖など,大胆なアイデアに真面目に耳を傾けてくださった上後郷の方々には感謝するのみ
です。清流,檜の香り,美味しいお米,そして町長,副町長をはじめ元気いっぱいのみな
さんからエネルギーをたくさんいただいた3日間でした。(8月10日記) 

6月4日(水) 
 昨年と同じテキストではありますが,少しゆっくり目に読んでいます。いまのところ前半は『むらの資源』,後半は
その前の週に読んだ所に関連した課題またはサブテキスト(『郊外の社会学』)で19時頃まで真面目かつなごやか
にやっています。今日はゼミ長があまりに素敵な格好で登場したため,一同,驚愕しましたが,途中から慣れました。
慣れというのは恐ろしいものです。次回も楽しみです。
→「制服少女」姿で華(?)を添えたゼミ長を囲んで。A「来年,ゼミに女子入るかな?」B「入るわけねーだろ!」
C「男子も変態だけだったりして」D「センセー,すいません」E「俺,セーラー服は夢だったのに・・・砕かれた・・・」

4月16日(水)~
 ゼミは一昨年,昨年と同様,水曜の5限と6限に行っています。前期は以下のテキストを輪読します。

メイン・テキスト:日本村落研究学会編 池上甲一責任編集『むらの資源を研究する―フィールドからの発想―』
 農山漁村文化協会,2007年(昨年度と同じ)
 
サブ・テキスト(グループ毎):
①若林幹夫著『郊外の社会学―現代を生きる形』ちくま新書,2007年
②永尾俊彦著『ルポ 諫早の叫び よみがえれ干潟ともやいの心』2005年
③保母武彦ほか著『夕張 破綻と再生―財政危機から地域を再建するために』自治体研究社,2007年 
④赤瀬川原平ほか『都市にとって自然とはなにか』農山漁村文化協会,1998年 
その他,追加予定。


3月26日(金) 学位記授与式と追いコン
(last updated March 30, 2010)
2010年1月30日(土) 
ミニ卒業旅行 in Tokyo Disney Sea
(last updated March 30, 2010)
10月11(土)~13日(月)北海道ゼミ合宿
(last updated Oct 16, 2008) 
8月4(月)~7日(木)農村調査実習(栃木県芳賀郡茂木町での日々) 
(last updated Aug. 15, 2008)